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国民皆保険ってすごい!

日本では国民皆保険制度が導入されてます。
これは「こくみんかいほけんせいど」と読みます。

これがどれだけすばらしいことだか知っていますか?
これはすべての国民が何らかの公的な医療保険に入っていることをいいます。

公的な医療保険というのは現在日本には2つあります。
1つが会社員が入っている健康保険で、公務員が入っている共済保険もこれにあたりこれらはすべて被保険者保険といわれています。
そして自営業や被用者保険を退職している人を対象にしている保険が国民健康保険です。

日本で公的医療保険制度が最初に作られたのは1922年のことといわれています。
その途中には第二次世界大戦もありましたので、一旦加入率は下がったのですが1961年には、国民皆保険制度を実現させたのです。
アメリカ以外は大半の先進国で日本と同じでなくても何らかの国民皆保険制度は持っています。
日本での医療費は、年々増えつつあるのですが、保険診療内の治療費は1年当たり36兆円とされています。
大体この前後で毎年医療費が使われています。
医療費の割合を諸外国を比較するとアメリカが17.4パーセントで日本は8.5パーセントであり、フランスやドイツ、カナダなどと比べても一番低いです。

どれくらいの費用が必要なのか、それは一概に決定することが難しいのです。
高齢化がまだそれほど進んでいないのに医療費の割合がアメリカは高いという現状です。
高齢化が進んでいるのに医療費の割合が日本は低いということでそれぞれによってもまったく事情が違います。

日本では医療費はどのようにして決められているのでしょうか。
それは出来高払いと定額払いがあります。
出来高払い、これは診察を受けたり手術を受けたり、検査や注射などそれぞれの医療サービスに決まった費用の合計で決定します。
これはいわゆる普通に買い物をするのと同じ計算方法で加算式です。

それに対して定額払いは病気の種類、状況により一定の支払額が決まる方法。
患者ごとに検査の数、薬の使用方法が違っていたとしても一緒の支払いをすることになるのです。
この定額払いが導入されているのは主に慢性期の患者が多い療養病棟。
医療の必要度に応じて医療区分と、日常生活の動作レベルによって決まるADK区分で医療費が決定されて定額になっています。

それに対して急性期の入院の病棟ではこれまでは出来高払いをしていたところが多くありました。
最近は病気の種類によって1日の医療費を決定する制度を取り入れている医療機関が増えているというのが今の時代の流れです。

ちなみに日本は保険診療と自費診療の併用、これは行っていません。
保険診療を受けつつも保険対象外の治療を1回でも自費診療で受ければ全額が自己負担になるという仕組みとなっているのです。