フランス

フランスの診察料の仕組み

フランスで体調を崩し医者の診察を受ける際には、2タイプの医者のいることを理解しておかないといけません。
フランスの医者は、社会保障協定医と非協定医の2種類に分けられます。

社会保障協定医の場合、診察料は払い戻しの対象になりますが、非協定医の場合払戻しの対象外になります。
また非協定医の場合、診察料もそれぞれに自由に設定できるので価格の確認をしておきたいところです。

通常払戻しを受けるためには、請求用紙を医者からもらいます。
そして居住区にある医療保険機関に送付すると払い戻しが受けられる流れになっているのですが、近年では、払戻金額を差し引いて精算をする医療機関や薬局も増えているので余計な手続きをする必要がなくなりつつあります。

社会保障協定医の医療費

社会保障協定医に診察を受けた場合の医療費は以下のようになります。
一般内科医の診察料は通常22ユーロですが、中には24.20とか26.40ユーロの地域もありますので注意してください。

また専門医の社会保障協定医もいます。
専門医の診察を受けた場合には、基本診察料は23ユーロになります。

社会保障協定医は、セクター1と2にさらに分けられます。
セクター2の医師とは、総合病院と掛け持ちをしているもしくは高い技術力を有している医者が含まれます。
この場合、上で紹介した規定料金以上の診察料を請求することが可能になります。
ちなみにパリ市内のセクター2の医者の場合、60~100ユーロ程度が相場になるので覚えておきましょう。

所定の手続きをした場合、医療費の払い戻しが受けられます。
この払戻し率は、病院でどのようなアクションをしたかによって変わってきます。

診察や治療費のためであれば70%、臨床検査の場合には60%の払い戻しが受けられます。
入院や手術費が最も高く80%の払戻し率になり、薬代は薬によって、35~65%の払い戻しになります。
ただしこの払戻し率は、実際に支払った額ではなく、規定金額に対してとなるので注意しましょう。

フランスで入院

けがや病院で入院することになった場合、基本的には日本の入院システムと一緒だと思ってください。
しかし短期間で退院する流れになるのが一般的です。

開腹手術のような比較的大がかりな手術をしても、4日後には退院というケースもざらにあります。
個室はシャワーやトイレが中についているので、かなり快適に入院生活を送れます。
ただし病院は決して安全ではなく、盗難事件も比較的多いので、高価なものや現金を持ち込むべきではありません。