医療費が過去最高の一人30万円を突破

これは少し前の話ですが、厚生労働省が2011年度に病気、怪我の治療で全国の医療機関に支払われた医療費の総額を調べたところ38兆5850億円だったことがわかりました。これは国民一人当たりにすると9700円増えていることになり、30万1900円を一人あたりが支払った計算です。この額は5年連続で過去最高記録を更新したとのことです。高齢化社会が進んでいることで医療技術が進歩し、治療費が高くなったのが原因ではないかとしているのですが、国民所得に占める割合的に見ると11.1パーセントとなっています。年齢だけを見てみると65歳以上で医療費の支払額は21兆円を越しているので、全体の半数が65歳以上が支払ったものになります。さらに75歳以上で見てみると13兆円を超えたこともありこれは全体の34パーセントを締めています。医療費を担う財源、この内訳は国民、企業が負担している保険料が18兆円を超えた額でこれは全体の48.6パーセントになりますので、患者の自己負担というのは4兆円ですから12パーセントの割合です。国と地方を合算した額は14兆億円で38パーセントを占めています。

診療の種類を見てみると医科が27兆円で全体の7割以上、薬局調剤が6兆円、歯科が2兆円超えとなっています。国民の医療費、これは保険診療の対象になっている病気、怪我の治療にかかる費用を推計しています。保険の適用外の診療、健康診断や正常に出産した場合の費用は含みません。そして労災で病院にかかる人もいるかもしれませんが、この場合の労災分も含みません。国民医療費の98パーセントくらいをカバーしている概算医療費は、すでに翌年分は38兆4千億円としているそうです。

こんなに医療費が一年間に利用されていたのは驚きではないでしょうか。でもまだ高齢化社会になって途中の日本です。これから先もっと高齢化社会は深刻化しますので、更なる医療費負担がのしかかってきそうですね。しかも消費税の増税なども考えると日本の医療費はどうなるのかと心配になる人も多いのではないでしょうか。薬に支払う医療費を抑えたい人はぜひジェネリック薬品を申告するといいでしょう。後発薬というだけで新薬の半値で利用することができる場合もありますので、これはかなり医療費を抑えることにもつながると思います。

高齢になればなるほど医療機関へかかることが予想される中で、高齢者の医療費負担問題はますます深刻化していきそうですが、このままでは日本の医療費はどうなるのかかなり深刻な問題としてしばらくは考えていかなければいけないかもしれません。